屋根修理

屋根修理をするまでのブルーシートによる応急処置

台風や地震のあとに、家屋損壊の被害を受けたことはありますでしょうか。屋根瓦がずれたりトタン屋根が剥がれたりすると、修繕するまでの間は雨漏りの心配があります。雨漏りが起こると、建物の躯体や内装などが傷み、家財も水濡れ被害に遭うなど、生活にさまざまな支障を来たすため、早めの修理が必要です。

屋根修理は、瓦業者や板金業者などに依頼します。しかし、屋根工事業者に依頼しても、様々な理由ですぐに工事には取り掛かれないことがあるでしょう。そのようなときは、一時的な応急処置が必要です。屋根からの雨漏り対策のためにする応急処置の一つに、ブルーシートを使う方法があります。

屋根からの雨漏り対策のためにブルーシートによる応急処置をする

屋根の被害状況はその時によって異なりますが、ブルーシートなら大抵の被害箇所を素早く覆うことができます。ブルーシートは、さまざまな屋根や外壁などで使うことができ、建材や場所を選ばずに広範囲に渡って応急処置ができます。ブルーシートは手に入れやすく、大規模災害が発生したときでなければ、ホームセンターなどで品切れになることは滅多にないでしょう。

屋根など建物の補修には、コーキング材や補修テープなどを使うことがあります。コーキング材や補修テープなどは建築材料として使われますが、ブルーシートは一時的な応急処置に使います。

雨の日や屋根が濡れた状態での作業は業者でも危険

雨漏りに気付いたら、すぐにブルーシートを被せて、雨漏りを防ぎたいところですが、雨天時に屋根に上ることは大変危険です。雨天時の屋根は、滑りやすい状態です。さらに、災害発生後の屋根は、瓦が崩れたりトタンが剥がれたりする危険性があるため、慎重に作業する必要があります。

誰しも雨漏りによる被害をできるだけ防ぎたいのは当然ですが、命の危険にさらされる行動はしないでください。危険であることは、屋根工事業者でも変わりません。応急処置であっても、晴れて屋根が乾いた状態でなければ、作業はできません。

必要な道具や装備がなければ無理をしない

ブルーシートを使って応急処置をする作業であっても、危険を伴いますので、一般の方々は屋根に上る行為を控えてください。少なくとも安全装備などが万全であることが作業をするための条件です。特に2階の屋根に上ることは、危険が高いため屋根工事業者に依頼することをお勧めします。

梯子を2階の屋根に立てかけるには、3連もしくは2連の梯子が必要です。1階部分の屋根に梯子を立てることもありますが、立てかけ方が悪いと不安定になり、瓦葺き屋根では瓦を破損させる可能性があります。また、梯子を雨樋や瓦などにそのまま立てかけると、破損させる可能性があるので、梯子用アタッチメントなども必要です。そして、命綱や安全帯、ヘルメット、安全靴など、万が一への備えが必要です。

作業する場合は、晴れた日に行い、風が強い日なども避けましょう。作業人数は、最低でも2人は必要です。くれぐれも無理はせずに、できる限り業者に依頼してください。

ブルーシートで屋根の応急処置をするときに準備するもの

実際に屋根にブルーシートを被せるときに、必要なものや注意点について解説します。

まず、ブルーシートに関しては、ハトメ付きのものを選んでください。ハトメとは、ロープなどを通すために設けられた丸い穴のことです。ハトメには輪状の金具が取り付けられています。ブルーシートでは、ハトメが取り付けられているものと、付いていないものがあります。

また、屋根などに被せる場合は、大きめのサイズのブルーシートを選んだ方がよいでしょう。

屋根にブルーシートを被せるときは、風で飛ばないように重しが必要です。重しには、土嚢袋と粗目の砂利を使います。細かい砂などを使うと雨水で流れてしまう可能性があります。土嚢袋を破く可能性がある鋭角なものも、使わないほうがよいでしょう。

トタン屋根の軒先が剥がれている場合などは、防水補修テープや養生テープなどが必要です。

屋根の応急処置をする際のブルーシートや土嚢袋などの使い方

瓦葺き屋根では、棟瓦の部分において、不具合が発生することが多くなります。棟瓦の不具合に対処するときに、よく行われる方法をご説明するので、参考にしてください。

棟瓦の応急処置では、2つの土嚢袋をロープで繋いだものを3セットと、ばらの土嚢袋を6袋用意します。

棟瓦を跨ぐようにブルーシートを被せたら、今度はロープで繋いだ土嚢袋を、同じく棟瓦を跨ぐように置いてください。ばらの土嚢袋は、ブルーシートの6カ所のハトメに結び付けます。作業をするときは、ブルーシートが弛まないように、しっかりと張ってください。

屋根の被害状況によっては、もっと面積の広いブルーシートが必要になり、用意する土嚢袋の数も増えます。また、屋根の状態などに応じて、柔軟に対処する必要もあるでしょう。

トタン屋根では、強風などにより軒先の辺りから剥がれてくることがありますが、この場合はブルーシートで覆い、防水テープや養生テープで固定することが多くなります。スレート屋根の棟板金が強風で外れかけているときなどは、養生テープなどで固定し、一時的な応急処置を施すことがあります。

ブルーシートによる応急処置は屋根工事業者に依頼しよう

屋根の応急処置をするには、屋根の上での作業に慣れている必要があります。また、被害状況に応じて処置を行ったり、雨漏りの箇所を特定したりする必要があります。こういった作業は、専門業者に依頼し、確実に応急処置をしてもらったほうがよいでしょう。

ただし、専門業者であっても、被害状況によっては、雨漏りをブルーシートだけで完全に止められるとは限りません。家屋の屋根に応じで、瓦業者か板金業者に依頼することになりますが、屋根修理も依頼することを前提に商談を進めるとよいでしょう。

ブルーシートによる応急処置を依頼したときの料金相場

応急処置と言っても、ブルーシートを被せて雨漏りを防ぐ作業には手間がかかり、それなりの費用が発生します。

ブルーシート設置の料金相場は、3万~6万円のようです。状況によっては、安くなることも高くなることもあり、料金は前後します。ブルーシート設置による応急処置であっても、数万円は請求されます。けれども、雨漏りを放置するわけにはいきません。

地震や台風のあと、あるいは老朽化による雨漏りでは、応急処置をしなければならない範囲は広くなりがちです。2人以上での作業になることや、危険を伴うことなどを考慮に入れると、妥当な相場と言えるでしょう。

まとめ

屋根からの雨漏りでは、建物の躯体を傷めることにつながり、内装や家財が水濡れするなど、被害は拡大します。雨漏り箇所を特定し、できる限り早めに本格的な屋根修理をしたいところですが、業者側もすぐに工事に入ることはできません。

そのため、ブルーシート設置などの応急処置が必要になりますが、屋根に上って作業することは大変危険です。無理をして自分で作業することは、お勧めできません。悪天候では、屋根工事業者であっても作業に取り掛かれませんが、出入りの業者などに相談することをお勧めします。

ABOUT ME
山下 幸三
山下 幸三
大学卒業後、大手ゼネコンで設計を担当。現在はスマートサービスの屋根修理分野の記事担当。実家の屋根のリフォーム会社を手伝いながらホームページで屋根周りのことを書いていきます。外装周りならなんでも話せますのでお気軽にお問い合わせください。
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